現在日本のミネラルウォーターは、農林水産省の品質表示ガイド(1991)が示され、製造方法によりナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター、ボトルドウォーターの4種に分類されています。 現在、ミネラルウォーターとして利用されている水の多くは、ナチュラルミネラルウォーターである。日本のミネナルウォーターの場合、ミネラルが多量にふくまれたミネラルウォーターは極めて少なく、むしろ「おいしい水」「きれいな水」「さわやかな水」「まろやかな水」といった水が多く、また好まれているのが現状です。 「おいしい水」というのは、ミネラル分が適度にあり、硬度も軟水でまろやかな味がして、炭酸ガスも若干含み、酸素も入り、爽やかな味を出し、有機物もなく、臭気もなく、体温より25℃くらい低い水温の水が「美味しく感じる水」ということですね。
| 品名 |
原水 |
処理方法 |
| ナチュラルウォーター |
特定水源より採取された地下水 |
ろ過、沈殿および加熱殺菌(中心部水温85℃で30分以上)に限る |
| ナチュラルミネラルウォーター |
特定水源より採取された地下水のうち地下で対流または移動中に無機塩類が溶解したもの。鉱水・鉱泉水等、天然のCO2が溶けて発泡性のある地下水を含む。 |
ろ過、沈殿および加熱殺菌(中心部水温85℃で30分以上)に限る |
| ミネラルウォーター |
ナチュラルミネラルウォーターの原水と同じ |
ろ過、沈殿および加熱殺菌以外に次に掲げる処理を行なったもの(複数の原水の混合、ミネラル分の調整、ばっ気、オゾン殺菌、紫外線殺菌等) |
| ボトルドウォーターまたは飲料水 |
飲用適の水(純水、蒸留水、河川の表流水、水道水等) |
処理方法の限定なし |
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| ミネラルウォーター品質表示ガイド(農林水産省1991年) |
ミネラルウォーターは、一般的には地下水を原水とするものを指します。 特に、原水の成分に無機塩添加などの調整を行っていないものは、ナチュラルウォーター・ナチュラルミネラルウォーターといい、一方、原水が地下水でないものは、ボトルドウォーターといいます。 国内生産量では山梨県が日本一の採取量を誇っています。 欧米では、飲料として用いられる水道水(上水道)がカルシウムやマグネシウムを多く含み、硬度が高いために、味が悪く、煮沸するとやかんやボイラーの内側に大量の結晶が付着してしまうような事情からミネラルウォーターの販売が普遍化していきました。 近年では、自然、健康という概念で世界中に愛飲者が存在しています。 日本国内でも水道管の錆や、都心部の水道水の塩素の臭いや人体に有害なトリハロメタンの危険性など、水質に問題があると感じてミネラルウォーターを購入する消費者も増えています。 近年、バナジウムの糖尿病抑制効果が注目され、このバナジウムを含むミネラルウォーターが健康食品の一種としても販売されています。 また、欧米では元々採取した段階で炭酸が含まれてるものがあり、一般的に炭酸水のことをミネラルウォーターと指すことが多いとされています。 なお、無炭酸のものはスティルウォーターといわれています。
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