ウォーターサーバーのボトルの管理方法って？

自分の生活・好みにあったボトルを選びたい

ウォーターサーバーと一口に言っても、そのタイプは実はいろいろあります。そしてそのタイプに合わせて、手入れや管理の方法も異なるので、それぞれの方法をチェックしてみましょう。ということで今回は、ウォーターサーバーのボトルを管理する方法について紹介していきます。

代表的なウォーターサーバーのタイプも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

ボトルのタイプによって管理方法は異なってくる

ウォーターサーバーは、大きく分けて2つのボトルタイプに分かれます。どちらを選ぶかによって管理方法も変わってくるので、まずは使っているものがどちらのタイプなのかということを確認しましょう。


リターナブル

リターナブルとは、日本語にすると「返却する」という意味。リターナブルボトルは定期的に新しいボトルが届き、使用後のボトルを渡して交換をするという方式になっています。回収されたボトルは廃棄されるわけではなく、メーカーで洗浄や除菌を行い、また新しいボトルとして再利用をすることができます。

ただ、リターナルボトルはしっかりと洗浄をされているのか、そこは完全にメーカー任せになるので、信頼できるところを選ぶばなければなりません。


ワンウェイ

「ワンウェイ」というのは、「片道」「一方通行」のような意味があります。リターナルボトルのように使い切ったら再利用というようなタイプではなく、使い切ったらそのパックをそのまま家庭で廃棄するタイプになっています。

ワンウェイタイプはゴミが出てしまうのがデメリットではありますが、使い終わったボトルを回収業者がくるまで置いておくスペースなどが必要ありません。真空状態になっているものが多いので、最後まで新鮮な水を利用することができるのも大きな魅力です。

4つの水容器のタイプ

ウォーターサーバーのボトルタイプは2つありますが、ボトルの種類でいうと4つに分けることができます。ここからは、4つそれぞれの特徴について紹介していきます。


プラスチックボトル

プラスチックのボトルは、基本的にリターナルタイプとなっています。硬質ボトルを使用しているので強度もあり、破損などの可能性が低いのが魅力と言えます。空になったボトルは申請をすれば業者が取りに来てくれ、メーカーの方で洗浄や殺菌が行われます。

RO膜というろ過システムを使った水を利用していることが多く、いつでも新鮮な水を利用することができるのがポイントです。

◆管理方法
プラスチックボトルはそのままの状態で引き渡さなければならないので、破損させないように注意しておいておくようにしましょう。直射日光などが当たる場所に置くと水の質が低下してしまう可能性があるので、影になるようなところに置いて、温度が上がりすぎないように気をつけましょう。
開封したままの状態でおいておくと危険なので、必ず蓋を閉めて、交換をするときに以外には触らないようにしてください。少し置き場所に困ることもあるかもしれませんが、何本か置けるスペースがあればOKです。

◆処理方法
プラスチックボトルを使ったウォーターサーバーは、基本的にサーバー本体の上部にボトルを取り付けることが多いです。中身がなくなったらそのままボトルを外して、新しいものに付け替えるようにしましょう。
ボトルをそのままサーバー本体に接続するだけなので、さほど手間はかからないでしょう。女性や子供だと少し力がいるので、交換の際には他の人に協力をしてもらうと良いかもしれません。


ペットボトル

使い捨て（ワンウェイタイプ）のウォーターサーバーの中には、ペットボトルのタイプもあります。プラスチックボトルと同じような形状をしていますが、ペットボトルなので柔らかく、使用後には潰してそのまま捨てることができます。
ペットボトルなので、資源ごみとして出すことができ、環境にも配慮されています。天然水を利用したウォーターサーバーで取り入れていることが多い傾向にあります。

◆管理方法
ペットボトルのウォーターサーバーボトルも基本的には、直射日光が当たらない涼しい場所で保管をするようにしましょう。プラスチックタイプのボトルよりも柔らかく破損しやすいので、取り扱う際には十分な注意が必要です。

ペットボトルは軽めなので、プラスチックタイプよりは交換などを手軽に行うことができるでしょう。ただやはり重さもあるので、交換をする際には無理をせず、複数人で行うことも大切です。

◆処理方法
ペットボトルの容器は、基本的に使い終わったらそのまま廃棄という形でOKです。ペットボトルは真空状態のようになっており、使ったら空いたところが凹んでいくので、無駄に空気を入れて酸化させてしまうこともありません。


パック

ウォーターサーバーの中には、パックを使った製品を取り扱っていることもあります。パックも使い捨てタイプですが、ペットボトルタイプよりも場所をとらないので、部屋が狭いという人にとっては特におすすめできます。

◆管理方法
スーパーのレジ袋と同じようにポリエステルの素材を使用しているので、コンパクトに保管できます。ボトルタイプのようにかさばることはないので、すっきりと収納することができます。ボトルタイプよりも軽量なので、保管場所を移動するのもさほど手間はかかりません。
ただ、ポリエステルという簡易な素材でできているので、破損には気をつけなければなりません。耐久性はあまりないので、保管をする場所には注意が必要です。

◆処理方法
パックタイプは使い捨て形式になっているので、使い終わったら処分をするだけでOKです。軽量の素材なので、使い終わったらコンパクトに畳んでゴミ箱に捨てればOKです。回収の手間もないので、利用しやすいのが大きな魅力と言えます。
捨てる際には不燃ゴミに分別して捨てることになるので、注意しましょう。重さもないので取り替えも簡単で、女性でも簡単に交換をすることができます。


水道直結

ウォーターサーバーは基本的にボトルやパック入りの水をセッティングして、そこから水を出すというのが一般的です。
しかし、少し変わったタイプとして、水道直結型のものがあります。水道に直結させてそのまま水を出すことができるので、上限なく利用できるのが大きな魅力です。

◆管理方法
水道直結型のタイプは、基本的に水道につながっているので、ボトルを交換するという手間が一切かかりません。ただ、使い始めの際には水道につなげるための工事が必要になるので、最初だけ使い始めるまでに時間がかかってしまうのは否めません。
しかしパックの廃棄や交換をする必要がないので、ボトルを取っておく必要もないですし、ゴミが出ることもありません。水を受け取ったりする手間もないので、普段忙しくて家にあまりいられないという人にとっては便利なタイプです。

◆処理方法
基本的に水道に接続する形で使うので、処理方法も基本的にありません。何もしなくても使い続けていくことができますし、内部に高性能のフィルターが付いているものが多いので、クリーニングなどの手間がかからないのも大きな魅力です。
水を安く沢山使いたいという人にとってはおすすめの方法なので、ぜひ利用してみてください。

代表的なウォーターサーバーの水容器のタイプ

ウォータサーバーのボトルの種類や管理方法について紹介してきましたが、実際に人気のウォーターサーバーはどのような形式なのでしょうか。ここからは、代表的なウォーターサーバーについて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。


コスモウォーター

コスモウォーターでは、ワンウェイタイプのボトルを採用しています。サーバーの下部にボトルを入れる形式になっており、専用のカゴに入れて出し入れできるので、力の弱い女性でも簡単に交換をすることができます。


フレシャス

フレシャスでは、パックタイプやボトルタイプを採用しており、使い終わったらそのまま廃棄することができます。かさばることもなく、いつでも新鮮な水を飲むことができるので、部屋が狭くてなかなか置くスペースがないという人にもおすすめです。


クリクラ

クリクラでは、リターナルボトルを採用しており、なくなったら次のものと交換をして使い続けていくタイプです。ボトルには取っ手が付いているので、抱えて持つ必要がなく、女性でも簡単に交換をすることができます。


プレミアムウォーター

プレミアムウォーターもボトルを交換して使っていくタイプのウォーターサーバーです。リサイクル可能なボトルを定期的に交換して使います。抜いて差し込むという簡単な交換方法なので、コツさえつかんでしまえばあとは簡単に交換をすることができます。

使い切りのボトルになっているので、使ったらそのままリサイクルに出せばOKで、置いておく必要もありません。


キララ

キララのウォーターサーバーは、水道直結型になっているので、在庫のボトルを置いておくすスペースを確保する必要もなく、交換などの手間もかかりません。ゴミも出ないので環境にもやさしいですし、好きなだけ水を使うことができるのが大きな魅力です。


アクアクララ

アクアクララでは、リターナブルボトルを採用しているので、使い切ったボトルを回収して新しい水をセッティングすることで使い続けていくことができます。使い終わったボトルは厳重に管理されて洗浄されるので、衛生面でも不安に感じることなく使い続けていくことができるでしょう。


アルビナウォーター

アルピナウォーターでもリターナルボトルを採用しており、使い切った使い切ったボトルを交換することで利用していくことができます。チャイルドロックなどの機能が付いているので、子供がいる家庭でも不安なく使用することが可能です。


サントリー天然水ウォーターサーバー

ポリエチレンバックを使っているこのウォーターサーバーは、二重構造になっているので外気から触れにくく、密閉されているのでいつでも新鮮な水を飲むことができます。水がなくなると凹んでいくので、いつでも空気に触れることなく、最後まで水の質が落ちにくいのがメリットです。


シンプルウォーター

シンプルパックでは、ビニールパックを利用しているので、使い終わったらそのまま処分することができます。保管する場所にも困らず、省スペースで済むので、一人暮らしなどで部屋が狭いという人にもおすすめです。


ピュアハワイアンウォーター

ハワイアンなデザインのこのウォーターサーバーは、使い切りタイプなので、保管をしておく必要ができません。使い終わったボトルは回収なども必要なく、家庭ゴミとして処分することができます。