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ウォーターサーバー選び方ガイド

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ウォーターサーバーの温水で一番美味しく淹れられる飲み物はコレ!

ウォーターサーバー選び方ガイド 2018年10月25日│234 view  


ウォーターサーバーの温水が淹れるのに適温の飲み物は??

ウォーターサーバーのお水は、冷水温水ともに、いつでもすぐに使うことができ、とても便利ですね。中でも温水は、お茶にコーヒーにインスタントスープにカップ麺まで、さまざまな場面で使えて非常に便利です!

サーバーによって異なりますが、ウォーターサーバーの場合、温水の場合は80~90℃前後の水温のようで、お茶やインスタントコーヒーなどを淹れるにはベストに近い温度設定です。インスタントフードを食べる際に熱湯の代わりに入れるのにもとても便利ですが、ポットなどから出る90℃後半の熱湯と比べると少しだけ温度が低いことは考慮すると良いかもしれません。

では、ウォーターサーバーの温水、80~90℃前後のお湯が淹れるのに一番適温とされている飲み物は一体どれでしょうか?気になったので調べてみました!


ウォーターサーバーの温水が適温のお茶はコレ!

淹れる水によって驚くほど味が変わるとも言われているお茶ですが、淹れるのに適しているのは軟水と呼ばれる種類のお水です。海外産のミネラルウォーターだと、カルシウム・マグネシウムなどを多く含んでいる硬水なのでお茶を淹れるのに適しているとは言えませんが、日本のウォーターサーバーで使われている水は全て軟水であるため、お茶を淹れるのに向いていると言えます。

続いて、お茶を淹れるにあたっての最適な水温なのですが、これは淹れるお茶の種類によって大きく変わります。水温が高ければいいというものではないようです。

基本的には、香りを楽しむものほど高温で淹れるとよく香りが立ち、味を楽しむものほど低温で淹れてよく旨味が引き出されます。では、水温ごとにマッチするお茶の種類をみていきましょう。

・100℃…玄米茶・ほうじ茶・紅茶・プーアル茶・ウーロン茶・番茶
・80℃…緑茶(煎茶)・抹茶・ジャスミン茶
・60℃…玉露

ざっくりですが、このような分類になりました!

100℃の熱湯が適しているお茶にはやはり、味以上に香りを楽しむのがメインとなるお茶が並んでいます。

ウーロン茶やプーアル茶、紅茶などは、高温の水で淹れることで苦味や渋み、エグみも多少出やすくなるので、イガイガ感の少ないさっぱりとした甘味の強いお茶を淹れたい方は、80~90℃のウォーターサーバーの温水で淹れるのもアリだと思います!冷ましてから飲みたい場合などは、こちらの方が美味しく飲めるかもしれませんね。

ジャスミン茶に関しては、高温で淹れると苦味やエグみが出すぎてしまうようで、スッキリとした味わいで飲んだり、冷ましてから飲むことも多いため80℃前後が最適温とされているようです。

日本人に最もなじみ深い緑茶(煎茶)や抹茶などは、前述にあげたお茶たちと比較しても圧倒的に苦味、渋みが強く、香り立たせて飲むというよりは甘みなども含めた旨味成分を引き出して飲むお茶になるので、沸騰した100℃近い熱湯よりは、少し温度の低い70~90℃くらいで淹れた方が美味しく飲めるそうです。

手間をかけて造られ高級茶としても知られる玉露は、甘味とコクのあるまろやかな味わいで、50~60℃のお湯で淹れた後にじっくりと時間をかけて旨味を抽出すると美味しく飲めるようですね。


ウォーターサーバーの温水が適温のコーヒーはコレ!

コーヒーにこだわる人は、豆や淹れる水にも強いこだわりがあるものです。また、本当においしいコーヒーを飲みたいのであれば、ドリップ時の水温もとても大切になってきます。

まずインスタントコーヒーからですが、これは基本的に85~90℃くらいが美味しくコーヒーを淹れられる温度だそうです。インスタントコーヒーにはウォーターサーバーのお湯の温度は最適と言えるでしょう。

続いてドリップコーヒーですが、基本的には85~93℃付近が最適温とされています。100℃近い熱湯で淹れてしまうと、苦味がすぐに抽出され、深みのないさっぱりとした風味になってしまうのだとか。85℃前後のお湯でゆっくりと抽出した場合は苦味がそこまで出ず、甘みやコクなども引き出されより美味しく飲むことができます。

ウォーターサーバーの80~90℃前後の温水でコーヒーを淹れた場合、甘みやコクなどを楽しめる深く濃厚な味わいのコーヒーを楽しむことができるでしょう。

また、ここから先はちょっと上級者になりますが、ウォーターサーバーの水温に適したコーヒーの種類というのもあるので、少しだけみていきましょう!


■ウォーターサーバーの温水にちょうどいい焙煎度合い

コーヒー豆をつくる過程には、より風味や香りを引き出すために、豆を火で炒るという工程がふくまれます。これを「焙煎(ばいせん)」というんですが、良く炒られ焙煎された「深煎り」のコーヒー豆の場合、もともとの風味も強く味が出やすいので、低めの温度、85℃くらいでゆっくりと味を抽出することで、エグみを抑え、まろやかで深いコーヒーを抽出することができ、より美味しく飲むことができます。逆に、あまり焙煎しない「浅煎り」の豆の場合だと、もともとの酸味が強いので、93℃くらいの高温のお湯でさっと淹れて抽出した方がすっきりとした味わいになり、美味しく飲むことができるんです。

つまり、ウォーターサーバーの温水80~90℃付近だと、「浅煎り」よりは、深い味わいの「深煎り」のコーヒーを淹れるのに適しているということになります!

■ウォーターサーバーの温水にちょうどいい粒度

コーヒー豆は焙煎されたあと、ミルやグラインダーと呼ばれる粉砕機で粉の状態にされるのですが、この時のコーヒー豆の粒の大きさを、粒度(りゅうど)といいます。この粒度が小さい方から順に「極細挽き」、「細挽き」、「中細挽き」、「中挽き」、「中粗挽き」、「粗挽き」などと呼ばれ、風味を損なわないように、抽出する際に適した水温もそれぞれ変わってきます。

「極細挽き」や「細挽き」など、粒の細かいコーヒー豆の場合、味が出やすく、苦味やしっかりとしたコクが楽しめるのが特徴で、「粗挽き」に近づくほど甘みや酸味の引き立つ味わいになるのが特徴ですね。

ウォーターサーバーの80~90℃の温水の場合、粒の粗い「粗挽き」は少しコクや旨味に物足りなさがあるかもしれません。濃いしっかりとした味わいを楽しみたい方なら「極細挽き」や「細挽き」、甘みや酸味を引き出しすっきりとした味わいを楽しみたい方は「中粗挽き」や「中挽き」がオススメです。


まとめると、ウォーターサーバーの温水80~90℃くらいの場合、渋みやエグみを抑え、まろやかで甘みや酸味なども含めたコクのあるタイプのコーヒーを淹れるのに向いているようです!濃厚な苦味や渋みの強いコーヒーが好みの方には向いていないかもしれませんが、甘みなどのまろやかな旨味を楽しみたい人にとっては飲みやすいコーヒーが淹れられるかもしれません♪

まとめ

ウォーターサーバーのお水はせっかくの美味しい軟水です。硬水では引き出せない茶葉やコーヒー豆そのものの味わいやコクもより引き立つことでしょう。

皆さんも是非、便利なウォーターサーバーで美味しいお茶やコーヒーを手軽に楽しんでみてくださいね!

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